
このたび、「かごしま働き方改革推進企業」に認定いただき、令和7年9月26日に鹿児島県庁にて認定証交付式に参加致しました。人手不足、社員の高齢化、女性社員が少ないなど課題を抱えている中で、就業規則の見直しや定年の延長、女性登用を推進する独自制度など様々な取り組みを進めてまいりました。そのような取り組みを今回、ご評価いただき認定を受けることができました。
「かごしま働き方改革推進企業」とは
-1024x683.jpg)
長時間労働の是正,非正規雇用の処遇改善,柔軟な働き方がしやすい環境整備などに取り組む県内企業等を,「かごしま『働き方改革』推進企業」又は「かごしま『働き方改革プラス共働き・共育て』推進企業」として認定することにより,県内企業等の働き方改革に向けた積極的な取組の促進を目的とした制度です。
鹿児島県HPリンク(かごしま「働き方改革」推進企業認定制度)
「女性ドライバー応援制度」のご紹介
弊社は建設業を主体としていますが、女性の活躍がまだまだ進んでない業界でもあります。弊社の事務職は女性採用が多いのですが、女性社員が事務職という限定的な領域以外にもチャレンジできる環境を提供できないかと考えていました。そこで「女性ドライバー応援制度」というものを始めました。本制度は以下の5点が特徴です。
- 大型免許取得費用を全額補助
- 教習の一部を勤務扱い
- 免許取得後の徹底した指導、練習環境の提供
- 初任運転手として取り組みやすい仕事へのアサイン
- 事務職と兼任は変わらない
経済的負担を軽減して挑戦を後押し
これまで現場配置される社員については免許取得費用は会社が負担していました。今回、事務職まで対象を広げました。さらに、教習のスケジュール的にどうしても平日に通う必要がある場合は、出勤扱いとしています。手取り額の不安を軽減して免許取得に挑戦してもらえるようにいたしました。
寄り添った配置
また、免許取得後、いきなり大型運転手としてフル稼働させるような配置はしません。あくまでも事務職を主体としたまま、初任運転手として取り組みやすい仕事からチャレンジしてもらうようにしています。例えば、整備工場までの大型車両の回送・引取りなど現場独特な要領を必要としない運転業務から取り組んでもらっています。未知数で自信がついてない業務にいきなり放り込まれるのは心理的なハードルも高くチャレンジせず断念してしまうのではないかと考え、今までの慣れた仕事を主としてもらいながら、徐々に大型運転手としてのキャリアの可能性も広げてもらう狙いです。
本年度、弊社事務職女性スタッフが本制度の第一号としてチャレンジしてくれました。大型免許も取得し終わり、事務職兼大型運転手として活躍してくれています。この制度に限らず、社員が様々なキャリアを目指せる、持っているポテンシャルを最大限引き出せる、そのような会社を目指して取り組みを進めて参ります。
