
工事情報
工事名:道路整備(交付金)工事(増田R6-2工区)
完成:2026年1月
本工事は、中種子町増田地区の道路改良工事で、狭く歩道のなかった旧道の代わりに新設で道路を引き直す工事でした。山林部分の伐採・造成、盛土工事、側溝などの構造物敷設などをおこないました。
施工場所

施工風景
工事の主な内容や皆様に見てほしいシーンをまとめました。
山林部分の伐採・造成


山林部分を拓くのに大量の伐採材が出ました。今回は、弊社所有の10t深ダンプが活躍しました。普通の土砂ダンプと違い、アオリの高さがあり2倍以上の容量があります。別名、土禁ダンプとも呼ばれ、過積載につながるため土砂類の積載は禁止されているためです。伐採材など重量は小さい一方、嵩張るようなものの運搬に適しています。
路体盛土工事


造成工事、盛土工事の様子です。油圧ショベルやブルドーザーによる作業で弊社が得意とするところです。仕上がりのクオリティを担保しながらスピード感をもって作業を進めるのには、熟練したオペレーターの力が欠かせません。
現場密度試験 ~砂置換法~


こちらは、盛土工事中におこなう現場試験の様子です。盛土部分が十分に転圧され締め固められているか確認することが必要です。その際に行われる試験が「砂置換法」という現場密度試験です。深さ10cm~15cm程度の試験孔を掘り、その際に掘った土を回収します。水分量が変わらないようビニール袋などに入れて回収します。使用する道具は詳細の説明は省きますが、密度が分かっている校正済みの試験砂が入っていて、穴の中にこの砂を落とし込んでいきどのくらいの量が入るかで穴の容積を測定します。袋に入れた土は持ち帰り工業用の乾燥機に入れ乾燥前後の質量を図り、水分量を計測して、現場の土の密度を最終的に計算して求めます。

地中部分は、見えなくなるため適切な施工をしたことを写真を撮って記録に残しておきます。写真は、これから砂や砕石などを敷き込む前の様子です。敷き込んでいくのに十分な深さが確保されていることがわかるように道路のセンター、両サイドの高さを表示しています。3人がフォーメーション組んで格好つけてるだけのように見えますが、とても大事なことです。
植生工 人工張芝工事

法面部分を保護するために藁芝を張っていきます。これは藁で地面を覆うことが目的ではなく、この藁が雨などによる侵食を防ぎながら植物が生えやすい環境にしてくれます。そうすると数か月で藁一面、緑になります。地表面が植物で覆われると景観もよく法面保護ができます。
転圧が大事

側溝のきわは、締め固め不足になりやすいのでタンピングランマなどで入念に締め固めていきます。こういった細かいところにしっかりと手をかけていくのが重要です。手を抜いてもぱっと見は分からないですが、10年後、20年後に不具合が出てきて未来に迷惑をかけることになりかねません。そういう使命感・責任感をもって日々の現場に取り組んでいます。


現場も大詰めです。路盤の砕石敷き込みができたら、仕上げにグレーダーという機械で表面をきれいに均していきます。きれいにならしたあとを、マカダムローラーとタイヤローラーでしっかりと転圧しガチガチの路盤に仕上げます。
完成

下層路盤まで仕上げて本工事は一旦完成です!この後、別工事で上層路盤・表層舗装を仕上げる予定になっていて、道路としてはもう少しで完成です。もうすぐ、既設の道路とつながり、皆様に利用してもらえるようになると思います。
最後に
今回の工事のこだわりとしては、縁石や側溝などの構造物は、数を並べていくと並びの列に多少、波打ったり歪みが出てきますが、弊社の施工ではミリ単位で微調整して、道路に沿ってきれいに並ぶよう施工をしました。是非、縁石の並び具合・仕上がりを見てもらえたらうれしいです。
工事中は、近隣住民の皆様、協力会社の皆様ならびに関係者の皆様、多大なご協力頂き誠にありがとうございました。引き続き、丁寧にこだわりをもって工事に向き合ってまいりますので何卒宜しくお願い致します。
